クラブ図鑑 / ドイツ・ブンデスリーガ

ザンクトパウリFC St. Pauli · 1910

ハンブルクの港町に生まれた反骨のクラブ。ドクロと骨を掲げ、反差別を貫くカウンターカルチャーの象徴です。

ドイツ北部の港湾都市ハンブルク、その繁華街レーパーバーンに近いザンクトパウリ地区を本拠とするクラブです。街の多様性と自由な気風をそのまま映したような、他に類を見ない個性で世界中にファンを持ちます。

01 本拠地

ミラーントーア — 港町のど真ん中のスタジアム

繁華街レーパーバーンにほど近いミラーントーア・シュタディオンは、街の中心に溶け込んだ約2万9千人収容のスタジアムです。試合前にはハードロックの名曲が鳴り響き、キックオフとともに スタンドがドクロの旗で埋め尽くされる ——狭くも濃密な、独特の熱気に包まれる舞台です。

ドクロのスタンド — 旗が波打つ、ミラーントーアの夜。
02 街とのつながり

レーパーバーン、港と自由の街

ザンクトパウリは、船乗りや旅人が行き交う港の歓楽街として知られてきた地区。ネオンが灯る通りには多様な人々が集まり、既成の枠にとらわれない開放的な空気が流れています。クラブはこの土地の気質を受け継ぎ、街と一体となって歩んできました。

港とレーパーバーン — ネオンとクレーンが並ぶ、自由な街の夜。
03 象徴

ドクロと骨 — 反骨のシンボル

クラブを象徴するのは、公式エンブレムとは別に掲げられる ドクロと交差した骨(トーテンコップ) の旗。港の反骨精神から自然発生的に広まったこのシンボルは、いまやクラブの顔として世界中で知られています。反差別・反ファシズム・反商業主義を掲げる姿勢とともに、多くの共感を集めてきました。

トーテンコップ — 港の反骨精神から広まった、クラブの顔。
04 カラーとスタイル

茶と白、そして「世界一有名なアマチュア」

クラブカラーは深い茶色(ブラウン)と白。派手さとは無縁のこの色合いが、かえって唯一無二の存在感を放ちます。順位や規模だけでは測れない独特の文化と結束で、世界中にファンを持つ「特別なクラブ」として、ブンデスリーガの中でも異彩を放ち続けています。

ブラウンとドクロ — 派手さと無縁の色が放つ、唯一無二の存在感。
創設
1910年
本拠地
ハンブルク(ザンクトパウリ地区)
スタジアム
ミラーントーア・シュタディオン(約29,000人)
愛称
Kiezkicker(キーツキッカー)
カラー
ブラウン & ホワイト

掲載内容は広く知られた事実に基づいて構成しています。イラストはすべてオリジナルの描き起こしで、各クラブのカラーと土地柄をモチーフにしています。動画は権利元の公式・関連チャンネルのものを埋め込みプレイヤーで再生します。

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