クラブ図鑑 / イタリア・セリエA

トリノTorino FC · 1906

えんじ色(グラナータ)をまとう雄牛「イル・トロ」。丘の上のスーペルガ聖堂を仰ぐこのクラブは、深い歴史と誇りを胸に戦い続けます。

イタリア北西部・ピエモンテ州の州都トリノを本拠とするクラブです。同じ街を分け合うもう一つの名門とは対照的に、労働者の街に根ざしたえんじ色(グラナータ)の雄牛として、深い歴史と土地への誇りを大切に歩んできました。

01 本拠地

スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノ — クルヴァ・マラトーナ

街の南に建つスタジアムで、名称にはクラブの黄金期「グランデ・トリノ」の名が冠されています。ゴール裏のクルヴァ・マラトーナは、隣接するマラソン塔にちなむサポーターの拠点。えんじ色のスカーフが掲げられ、街の讃歌が湧き上がると、スタンドは一体となって雄牛を後押しします。

クルヴァ・マラトーナ — 雄牛を後押しする、えんじのスタンド。
02 街とダービー

モーレを仰ぐ街、ダービー・デッラ・モーレ

トリノは、街のシンボルモーレ・アントネッリアーナの尖塔がそびえる古都。かつてのイタリア王国最初の首都であり、重厚な広場と大通りが続きます。同じ街を本拠とするもう一つの名門との「ダービー・デッラ・モーレ(トリノ・ダービー)」は、街の誇りを懸けた一戦。順位を超えた意地が、いつもぶつかり合います。

ダービー・デッラ・モーレ — 尖塔の下、譲れない二本のスカーフ。
03 伝説

グランデ・トリノ — 丘の上に眠る記憶

1940年代、トリノは「グランデ・トリノ」と称される黄金期を築き、イタリアサッカー史に残る強さを誇りました。しかし1949年、遠征帰りの飛行機がトリノを見下ろすスーペルガの丘で事故に遭い、チームは失われます。以来、丘の上の聖堂は追悼の場となり、サポーターは毎年ここに集います。深い敬意とともに語り継がれる、クラブの原点です。

スーペルガの聖堂 — 追悼とともに受け継がれる、原点の記憶。
04 カラーと象徴

グラナータの雄牛、イル・トロ

深いえんじ色(グラナータ)のユニフォームと、街の紋章に由来する雄牛(トロ)が、このクラブの魂です。エンブレムに描かれた雄牛から、チームは親しみを込めて「イル・トロ」と呼ばれます。力強く、粘り強く、決してあきらめない——雄牛の気質は、街とサポーターが最も誇りとするクラブの精神そのものです。

グラナータと雄牛 — えんじの胸に、金で輝くイル・トロ。
創設
1906年
本拠地
トリノ(ピエモンテ州)
スタジアム
オリンピコ・グランデ・トリノ(クルヴァ・マラトーナ)
愛称
Il Toro/Granata(雄牛/グラナータ)
カラー
グラナータ(えんじ色)

掲載内容は広く知られた事実に基づいて構成しています。イラストはすべてオリジナルの描き起こしで、各クラブのカラーと土地柄をモチーフにしています。動画は権利元の公式・関連チャンネルのものを埋め込みプレイヤーで再生します。

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