ラーヨ・バジェカーノRayo Vallecano · 1924
マドリードの労働者街バジェカスから。白地を斜めに走る赤い稲妻(ラーヨ)をまとい、反骨の"フランヒロホス"が戦います。
首都マドリードの南東、労働者の街バジェカスを本拠とするクラブです。白いユニフォームを斜めに横切る赤い帯(フランハ・ロハ)が最大の象徴。"ラーヨ(=稲妻)"の名の通り、庶民の街に根ざした反骨のクラブとして知られています。
エスタディオ・デ・バジェカス — 街に溶け込む箱
バジェカス地区の建物にぴたりと囲まれるように建つ、約1万4千人規模のエスタディオ・デ・バジェカス。ゴール裏の一方にスタンドがなく三方だけを囲む独特の形で知られ、街の路地とスタンドが地続きになっています。小さいがゆえに音が反響し、ピッチとの距離が近い、濃密な空気を持つ舞台です。
バジェカス — 庶民の街と、壁画の路地
バジェカスは、マドリードの中でも労働者の暮らしが息づく下町。派手さより連帯を重んじる気質で知られ、街のあちこちに壁画(ムラール)が描かれています。ラーヨはこの街の日常と分かちがたく結びつき、「金持ちのクラブ」ではない誇りを掲げ続けてきました。街とクラブが同じ地面を共有しているのが、バジェカスの魅力です。
反骨のバンカネロス、街とともに
ラーヨのサポーターは、社会的なメッセージを掲げることで知られるバンカネロスをはじめ、地域とのつながりを何より大切にしてきました。恵まれた資金力を持たないクラブとして、大都市のビッグクラブに立ち向かう姿は、この街の誇りそのもの。順位や規模ではなく、"どこに立つか"を大切にする——それがラーヨの流儀です。
白地に、斜めの赤い稲妻
白いシャツを右肩から左脇へ斜めに走る赤い帯が、世界のサッカーでもひと目でそれとわかるデザイン。この意匠から「フランヒロホス(赤い帯の者たち)」の愛称で親しまれます。前へ前へと運動量で押し、球際を厭わないひたむきなサッカーは、街の気質そのまま。白地を切り裂く赤が、バジェカスの心意気を映します。
- 創設
- 1924年
- 本拠地
- マドリード(バジェカス地区)
- スタジアム
- エスタディオ・デ・バジェカス(約14,700人)
- 愛称
- Los Franjirrojos(フランヒロホス)
- カラー
- ホワイト + 斜めのレッドサッシュ
掲載内容は広く知られた事実に基づいて構成しています。イラストはすべてオリジナルの描き起こしで、各クラブのカラーと土地柄をモチーフにしています。動画は権利元の公式・関連チャンネルのものを埋め込みプレイヤーで再生します。