クラブ図鑑 / スペイン・ラ・リーガ

ラーヨ・バジェカーノRayo Vallecano · 1924

マドリードの労働者街バジェカスから。白地を斜めに走る赤い稲妻(ラーヨ)をまとい、反骨の"フランヒロホス"が戦います。

首都マドリードの南東、労働者の街バジェカスを本拠とするクラブです。白いユニフォームを斜めに横切る赤い帯(フランハ・ロハ)が最大の象徴。"ラーヨ(=稲妻)"の名の通り、庶民の街に根ざした反骨のクラブとして知られています。

01 本拠地

エスタディオ・デ・バジェカス — 街に溶け込む箱

バジェカス地区の建物にぴたりと囲まれるように建つ、約1万4千人規模のエスタディオ・デ・バジェカス。ゴール裏の一方にスタンドがなく三方だけを囲む独特の形で知られ、街の路地とスタンドが地続きになっています。小さいがゆえに音が反響し、ピッチとの距離が近い、濃密な空気を持つ舞台です。

バジェカス — 街の建物に囲まれた、三方だけのスタンド。
02 街とのつながり

バジェカス — 庶民の街と、壁画の路地

バジェカスは、マドリードの中でも労働者の暮らしが息づく下町。派手さより連帯を重んじる気質で知られ、街のあちこちに壁画(ムラール)が描かれています。ラーヨはこの街の日常と分かちがたく結びつき、「金持ちのクラブ」ではない誇りを掲げ続けてきました。街とクラブが同じ地面を共有しているのが、バジェカスの魅力です。

バジェカス — 集合住宅と壁画が並ぶ、庶民の街の夕景。
03 アイデンティティ

反骨のバンカネロス、街とともに

ラーヨのサポーターは、社会的なメッセージを掲げることで知られるバンカネロスをはじめ、地域とのつながりを何より大切にしてきました。恵まれた資金力を持たないクラブとして、大都市のビッグクラブに立ち向かう姿は、この街の誇りそのもの。順位や規模ではなく、"どこに立つか"を大切にする——それがラーヨの流儀です。

フランハ・ロハ — 白地を斜めに切り裂く、赤い稲妻の帯。
04 カラーとスタイル

白地に、斜めの赤い稲妻

白いシャツを右肩から左脇へ斜めに走る赤い帯が、世界のサッカーでもひと目でそれとわかるデザイン。この意匠から「フランヒロホス(赤い帯の者たち)」の愛称で親しまれます。前へ前へと運動量で押し、球際を厭わないひたむきなサッカーは、街の気質そのまま。白地を切り裂く赤が、バジェカスの心意気を映します。

フランハ・ロハ — 白地を斜めに横切る、フランヒロホスの赤。
創設
1924年
本拠地
マドリード(バジェカス地区)
スタジアム
エスタディオ・デ・バジェカス(約14,700人)
愛称
Los Franjirrojos(フランヒロホス)
カラー
ホワイト + 斜めのレッドサッシュ

掲載内容は広く知られた事実に基づいて構成しています。イラストはすべてオリジナルの描き起こしで、各クラブのカラーと土地柄をモチーフにしています。動画は権利元の公式・関連チャンネルのものを埋め込みプレイヤーで再生します。

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